的場でインプラントを導入している歯医者

インプラント治療とは

入れ歯に満足できない方へ

入れ歯を使っている患者さんから最も多く聞く不満は、「装着時の異物感」です。また、入れ歯はやわらかい歯肉と顎の骨に人工物が直接触れますので、どうしても当たった時の痛み、フィットしない不快感、食べづらさ、入れ歯がゆるんでしまった時の話しにくさも感じやすいと言えます。

「入れ歯で長年悩んできた」、「自分の歯のような、快適さや咬みやすさを取り戻したい」という方は、インプラント治療を検討してみてはいかがでしょうか。インプラントのことなら、的場の当院までご相談ください。

インプラント治療とは

インプラント治療は、悪くなったり古くなったりして使えなくなった歯根(＝歯の根っこの部分)に人工の歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、その上に上部構造(人工歯)を装着して、失われた歯を補うものです。インプラントが顎の骨と一体化して安定するため、まるで自分の歯のようにしっかり咬めて、審美的にも自然な見た目を取り戻すことができます。

新しく埋め込む歯根は、生物学的に安全な純チタンを使います。チタンは人の体に阻害作用がありませんので、人体との馴染みが良く、生体拒否が起こるリスクが非常に低い素材です。

より進化したメタルフリー、ジルコニアインプラントも提供可能です。

インプラントのメリット

自分の歯のようにしっかり咬める
一度装着すれば取り外す必要がない
自然な見た目で、悪目立ちしない
他の歯を削らない、負担がかからない
毎日のケアはブラッシングでOK

インプラントのデメリット

外科手術が必要
持病や体の状態によっては治療できない
インプラントを埋入したい部分に顎の骨の厚みがないと治療できない
インプラント埋入手術から治療完了までに数ヶ月かかる
メンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎を起こし、脱落する恐れがある
保険適用ではない

当院のインプラント治療

認証医取得の院長が担当

的場の当院のインプラント治療は、日本口腔インプラント学会口腔インプラント認証医を取得している院長が担当いたします。当院は咬み合わせ治療にも力を入れており、お口全体のバランスや全身の機能と調和に配慮した仕上がりを目指します。

十分なカウンセリング

外科手術というリスクを伴い、治療費も自費診療で高額となるため、治療をご希望の方にはカウンセリングを十分に行います。患者さんと信頼関係を築き、治療のメリット・デメリットをよく理解して治療方針に納得していただいてから、治療を開始します。

適応症の見極め

インプラント治療を行う前は、顎の骨の厚みがあるかどうか、また、治療後に患者さんご自身できちんとセルフケアを続けていけるか、といった点を必ず確認します。適応症でないと判断した場合は、入れ歯やブリッジなど他の治療方法をご提案いたします。

インプラント治療の流れ

1カウンセリング

インプラント治療の疑問や不安は遠慮なくご質問ください。
2口腔内チェック、CT撮影

歯や顎の骨の状態、神経の位置などを確認して、安全で的確な手術をします。
3手術(2回法)

手術は2回行います。1回目の手術は、インプランターを使って顎の骨にインプラントを埋め込みます。インプランターは、ミリ単位の繊細な作業が要求される埋入作業をコンピュータ制御でコントロールし、治療の安心性と正確性を高める機器です。手術後、インプラントが顎の骨と結合するのを待ち(3～6ヶ月)、2回目の手術でアバットメントを装着します。
4完成

アバットメントに上部構造(人工歯)を装着して、治療完了です。
5メンテナンス

インプラント治療は、治療後のメンテナンスが非常に重要です。定期的な通院でインプラント周囲炎を予防しましょう。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは、歯周病と同じようにお口の中にプラーク(歯垢)や歯石がたまって歯周病菌がすみつき、歯茎や顎の骨に感染して、痛みや歯のぐらつきを引き越したりする病気のことです。悪化すると膿や出血を生じるほか、最悪の場合はインプラントの脱落を招いてしまいます。痛みもなく、いきなりインプラントが抜けてしまう可能性もあります。

インプラントはしっかり咬める歯を取り戻したい方にとって、非常に魅力的な治療法ですが、治療後はずっと付き合っていかなくてはなりません。治療を受けるまでにそのことを十分理解していただくとともに、インプラント周囲炎を防ぐためには、毎日の適切なセルフケアと歯科医院への定期的な通院を継続していくことが大切です。的場近くでインプラント治療をお考えの方は、ご相談ください。