咬み合わせ治療

合わせ治療とは

咬み合わせ治療とは

歯のトラブルというと、「むし歯」や「歯周病」をイメージする方が多いと思いますが、それらと同様に気をつけてほしいのが「咬み合わせ」です。咬み合わせが悪いと、歯の寿命を短くしてしまうのはもちろんのこと、顎関節症、頭痛、肩こりなど、お口以外の様々な部位にまで不調が出てきます。

さらに、むし歯や歯周病の予防には数ヶ月に1度の定期検診が効果的ですが、咬み合わせにも定期的なメンテナンスが必要なことはあまり知られていません。また、咬み合わせに不具合が出ている患者さんの中には、過去に矯正治療を受けたという方もいらっしゃいます。歯科医師の中には「咬み合わせの治療は、合わない時計を合わせるようなものだ」と話す人もいます。一度調整したら終わりではなく、継続的に調整し続けることがベストなのです。咬み合わせの問題は、皆さんが考えている以上に身近なテーマと言えるでしょう。

的場にある当院は「咬み合わせ」の治療に力を入れております。実は、院長自身が長年にわたり咬み合わせに起因する不調に悩まされ、治療方法を研究してまいりました。マウスピースを使って診断・治療で治療の方向性を慎重に見極め、一人ひとりに適した治療方法をご提案いたします。

顎関節症の症状

顎関節症の代表的な症状は、次の3つです。

顎を開閉すると音が鳴る

カクン、コキンといった関節の音が聞こえます。

口を大きく開くことができない

縦方向だけでなく横方向にも開けづらさを感じたり、口の開閉がスムーズにいかなくなったりします。

顎が痛い

顎関節に違和感を感じたり、食事中に痛みやだるさを感じたりします。

合わせの全身への影響

咬み合わせの全身への影響
  • 肩こり
  • 頭痛
  • めまい、耳鳴り
  • 眼精疲労
  • 鼻づまり
  • 腰痛
  • 足のたこ
  • その他の不定愁訴 など

体と心は密接につながっているため、咬み合わせから生じる全身の痛みや辛さがストレスとなって、心の健康に悪影響を及ぼすこともあります。是非一度、的場にある当院へご相談ください。

当院の咬み合わせ治療

診断

1.患者さんから口、顎関節、全身の症状について問診

(例)

  • 顎関節からポキポキもしくはチリチリ(髪の毛をよりあわあせたような)音がする
  • 歯ぎしりや食いしばりがある
  • 肩こり、あるいはこりに起因する頭痛がある
  • いびきをかいている など

2.お口の型を取り、歯列の模型を製作して咬み合わせをチェック

3.触診、レントゲンなど

治療

マウスピースの製作

まず、就寝中に装着する硬質プラスチック製のマウスピースを製作します。このマウスピースの目的は、半分は診断、半分は治療です。マウスピースの治療でどれくらい改善するか様子を見ながら、今後の治療の方向性を探ります。

本格的な咬み合わせ治療

主な治療方法は、補綴(詰め物・被せ物)あるいは矯正治療(ブラケット矯正)です。医師の判断だけでなく、患者さんのご希望も伺いながら決めていきます。咬み合わせの矯正治療は院長が担当し、関節の状態、咬合関係、全身への影響を総合的に判断しながら進めてまいります。

連携医療機関への紹介

マウスピースの治療で経過観察した後、顎関節症などでより専門的な治療が必要と判断した場合は、明海大学歯学部付属明海大学病院歯科口腔外科などの連携医療機関にご紹介いたします。

咬み合わせ治療アフターケア

咬み合わせ治療アフターケア

咬み合わせは、お口の中や全身の様々な「癖」に影響を受けます。一度治療して改善しても、癖が残っていれば、時間の経過とともにまた咬み合わせのバランスが崩れてしまうのです。

そこで当院では、咬み合わせ治療後は3ヶ月に1度の通院で、こまめに調整を行うことをおすすめしております。治療を再開する必要があれば、またマウスピースを装着していただくこともあります。

お口の健康を考えると、今後はむし歯・歯周病予防と咬み合わせ治療の両輪で行っていくことがスタンダードになっていくでしょう。咬み合わせの調整と合わせて、PMTCや歯のクリーニングを行っていただくと、歯の寿命を延ばすために非常に効果的です。原因不明で身体の調子が悪い方は、一度的場の当院で咬み合わせの検査にいらしてください。

ご予約・お問い合わせ

川越市で歯のことでお困りでしたらご相談ください。
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